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アウトドアクラブハウスにおける「安全第一」について

17年08月11日

アウトドアクラブハウスにおける安全第一について

私たちの重要な役割は活動中、参加者の皆さまの安全を守り、プログラムを心置きなく楽しんでいただけるようサポートすることです。同時に子どもたちには「原体験」に通じる体験をできるように心がけています。
しかし私たちが行うアウトドア活動は人や自然と向き合う活動ですので、何が起こるかわかりません。アウトドアプログラムには常に「危険」が付きまといます。
しかしながら「危険」は活動をより楽しむためには絶対的に必要なスパイスでもあります。

私たちは活動中の危険の認知、排除、伝達するために、活動場所の入念な下見は怠りません。
また「上級救命講習」、「レスキュー3ファーストレスポンダー」(流水事故防止とレスキュー方法)などの取得や野外研修を重ね危険の認知、排除のための知識や、スキルを身につける努力をしております。

アウトドア活動において「危険」を私たちが100%排除することは不可能です。参加している皆さまが、「今」目の前にある「リスク」を自身で判断し、対処し、責任を持つことがアウトドア活動では必要です。
もちろん、参加されているみなさんの安全が一番ですので、バックアップとしての危険回避には努めます。
危険を判断し、対処するスキルを体験的に感じ、気づき、行動していくことが、私たちの安全第一のポリシーです。

また、アウトドア活動の中にはチャレンジの場が多くあります。
このチャレンジに伴う「危険」の責任を自分自身が持つことも私たちの活動のポリシーの1つです。

私たちの活動ではチャレンジをするためのサポートはしますが、
チャレンジの無理強いは絶対にしません。一人一人がチャレンジできる範囲は違います

せっかくのアウトドア活動なので、様々なことにチャレンジしてもらいたいですが、「チャレンジのレベルは自分自身で決める」という事を大切にしてください。
様々な葛藤の中「チャレンジをしない」という選択も実は大きなチャレンジの一つですし、「チャレンジをさせてあげる」と言う事も大きなチャレンジになります。

ここで勘違いしてほしくないのは、チャレンジは度胸試しではありません無理なチャレンジは怪我のもとです。スタッフの判断で無理をしている、させていると感じたら止めることもあるかもしれませんが、基本的にはチャレンジの選択を尊重します。

参加されるみなさま、スタッフ全員で危険を判断し、対処していくこと、安心してチャレンジできる環境を作ることで一つの活動を「全員」で作り上げていきたいと考えています。